バリ島のアグン山で噴火が起こった!対応と準備や気を付けることは

バリ島のアグン山の火山活動が活発化しています。
2018年6月に噴煙が上がる報道があったすぐ後の7月2日午後9時ごろに溶岩を伴う噴火が起こりました。
現地での緊張が高まっていますが今後の対応や旅行会社が今まで行ってきた対応などを確認しておきましょう。
バリ島へ行かれるかたもしくはすでにバリ島滞在の方はこれからどうしたらよいのかを調べました。
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~追記 2018年7月2日
6月の28日に噴煙が上がったアグン山ですがついに噴火しました!
今回はついに溶岩が流れ出るという状態まで行っています。
まだ詳しいことはわかっていませんが今後の状況を出来るだけ追っていきたいと思います。
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バリ島のアグン山の火山活動がいよいよ本格的になってきているようです。
アグン山はバリ島でも霊峰としてバリヒンドゥーの象徴でもある山です。
ふもとには総本山となるブサキ寺院もあり登山客や観光客で日ごろは賑わっている観光スポットとしても人気の山です。
現地ではまだ観光客も訪れているようです。
しかし、警戒レベルも最高の4まで上げられているのでいつ噴火してもおかしくないと火山地質災害対策局は観ているのでしょう。
現時点ではやはりバリ島への出発は控えるのが賢明かと思います。
そして、すでにバリ島に滞在中の方は十分な警戒とともに情報収集をしてください。
今回は、警戒態勢中にどのようなことをしておけば良いかの対策や準備について調べてみます。
もし可能であるならできる限りの備えをしていただければと思います。
~2018年7月 追記
バリ島のアグン山噴火から半年以上が過ぎ、4月には警戒レベルも一段階下げられるという安心感が出ていました。
しかし、2018年6月28日にアグン山は再び中規模の噴火をしたとのニュースが入ってきました。
噴煙は2000m上空まで上がりましたが大きな被害はなかったようです。
風向きの関係で空港方面(バリ島南西部)に向けて火山灰が舞ったために一時空港は閉鎖されました。
446便が欠航し7万人以上の光客に影響が出たとの報道です。
しかし、29日の14時には風向きも変わり復旧したとのことで現在では通常通りの運航となっています。
空港周辺やウブドなどはいつもの同じような感じでこれといった変化はなく観光は楽しめているそうです。
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☆アグン山の噴火の影響はどれくらいか?
アグン山は富士山と同じくらいの標高で(3013m)同じく成層火山です。
54年前の1963年にも噴火しています。
その時には、およそ1年間噴火の影響が続きました。
死者も1000人以上出ている大災害となったのでした。
また、アグン山の噴火で出た火山灰やガスの影響で北半球の平均気温が0.5度も下がったという記録もありました。
そして、今回のアグン山の火山噴火が起こるとしたらどれくらいの被害になるのかはまだ予想が付きません。
アグン山がどんなところか知っておきたい方はこちらをご覧ください。
バリ島のアグン山が噴火?ブサキ寺院は行っても大丈夫?経過と現状
アグン山の噴火の影響範囲は
現在は警戒態勢ですがいつ噴火してもおかしくないアグン山です。
これからバリ島に行かれる方やすでにバリ島滞在意中の方はどれくらいの被害になるのか予想していかなければなりません。
もし、アグン山が噴火した場合に自分のいるエリアにどれくらいの影響があるかを予測しておくことで避難場所の確保や災害準備が違ってきます。
まず、アグン山の州政府が工事しているハザードマップからするとウブドや空港付近のデンパサール・クタまで火砕流や火山弾が飛んでくる可能性は低いようです。
過去の事例からしてもそこまで飛んできた記録はありませんでした。
観光客の滞在は主にバリ島南部地域が多いことかと思います。
ウブド辺りがアグン山に近い観光エリアになります。
直接的な火山噴火の影響は少ないかと予想します。
どちらかというとバリ島での噴火の被害は火山灰による長期的被害の方が深刻なのではないでしょうか?
そして、私たちが最も影響を受けることが
空港閉鎖!!
火山灰が滑走路などに積もったりエンジンへの影響などから閉鎖になる可能性が高いです。
そうなるとバリ島へ行けない・帰れないといったことが起こってきます。
スケジュール通りにプランも進まず帰国できなければ仕事や生活への支障も出てきます。
また、火山灰を体内に吸い込んでしまう呼吸障害も懸念されます。
喘息などの方はかなり苦労させられるのではないでしょうか?
また、コンタクトレンズの方も目に異物感を感じやすくなるかと思います。
アグン山が噴火した場合しっかり離れた場所に居れば直接的な被害は少ないでしょう。
しかし、火山灰などで長期的な被害の可能性はむしろ高いので時間がたってきてからの影響の方がありそうです。
~追記~
2017年11月25日から26日にかけて再びアグン山が噴火の兆しを見せました。
山頂から3000~4000mの噴煙が上がりました。
これまで航空便での欠航などは無かったのですが今回は欠航便が出るなどの被害が出ています。
風は、南東方向に吹いているためアグン山より南西方向にある国際空港には今のところ直接的な被害は出ていないとのことです。
~2018年2月 追記~
2018年に入りアグン山の警戒レベルが最大級から一段階引き下げられました。
立ち入り禁止区域も山頂付近6kmから4kmに縮小されます。
警戒レベルが下げられた理由として
- 火山性の地震が減ったこと
- 噴火が減ったこと
があげられています。
警戒態勢が解除されたわけではないですが、観光としては安心感が高まるニュースでした。
対策局としても「バリ島観光においては安全といえる」と発表しています。
バリ島旅行者も回復しているようですのでより快適に安全な旅行になると良いですね。
☆警戒態勢の時に準備しておくことは?
では、アグン山の噴火に備えてしておけることには何があるのでしょうか?
備えておくことで対応も違ってきます。
噴火が起こりそうな時にしておくこと
まだ噴火は起こっていません。
事前に情報収集を基に準備できることや適切な行動を選ぶことが可能です。
いまバリ島に入る方やこれから行く予定の方がしておくべきことについて観ていきましょう。
まずは、現時点ではアグン山に近づかないということは大前提にしておきます。
避難勧告も出ているくらいですから、まずはしっかりとした距離を取ります。
ウブド辺りより南であれば距離的には適切かと思われます。
そして、避難場所の確認や確保をしておきます。
噴火してからでは周りもパニック状態の可能性があります。
行くべきところを把握しているだけでも行動がはっきりして気持ちもしっかり持てます。
しっかりとした建物や食料品などがあるところを知っておきましょう。
もし噴火が起こったら
もし噴火が起こってしまったらするべき行動をとります。
- パニックにならない
- 屋内への避難
- マスクやタオルで火山灰を吸い込まないようにする
- 懐中電灯などを確保
- コンタクトレンズやカラコンは外しておく
- 水の確保(ペットボトルが望ましい)
- 避難指示が出ているならそれに従う
- パスポート・航空券など貴重品の確保
まずはこれらの準備をスムーズに行えるようにしておきます。
噴火時は空港も閉鎖される可能性が高いので日本への連絡もできるうちにしておきたいところです。
☆今回の、ばぐ~す!ポイント
今回は、バリ島のアグン山に噴火の可能性が高くなって緊張が高まっているのでどのような準備や対策をしておくべきかという点についてまとめてみました。
いつもは楽しいはずのバリ島も警戒態勢という状態です。
あまり心から解放されたとは言えないとは思います。
今できる備えをしっかりすることで非常事態でもパニックにならずに行動できることは多いです。
また、早めに帰国など可能であるなら今の状態ならしておいた方が無難かと思います。
現地でのしっかりとした情報収集は自分でしなければなりません。
バリ島の人はポジティブなところがあるのでこういう状況でも大丈夫だということが多いかと思います。
するべきことをしてこそバリ島の神様も力を貸してくれると思っています。
くれぐれもこれからの情報や状況変化に注意を払ってくださいね。
もしも空港閉鎖という事態になったらどうするかはこちらをご覧ください。
バリ島のアグン山が噴火危機?偽情報も?空港閉鎖になったらどうする
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本日は最後までお読みいただきありがとうございました。
お役に立てる情報がありましたら幸いです。
また、お読みいただけるように楽しい記事にしていきますのでよろしくお願いいたします。
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