バリ島のアグン山が噴火?ブサキ寺院は行っても大丈夫?経過と現状

バリ島のアグン山が噴火の可能性があると2017年9月に警戒レベルを上げています。
山頂から6km以内は立ち入り禁止となっている状況です。
アグン山に観光や登山を考えられている方は今しばらく経過を見た方が良いでしょう。
そして、アグン山のふもとにあるブサキ寺院を観光スポットとして選ばれている方はどうしたらよいでしょうか?
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バリ島のアグン山の噴火の危険性は2017年9月の時点では依然として警戒レベルを維持しています。
ハイシーズンは終わってきたとはいえ1年中観光客が集まるバリ島では緊張状態が続いているかと思います。
山頂から6km以内・海抜950m以上は立ち入りが禁止される監視体制の中でバリ島での過ごし方が変わってしまう方もいらっしゃることでしょう。
しかし、生活や観光は日ごろと変わらない状態で暮らされているようなので観光も引き続きされているようです。
飛行機も今のところ運行上の変更や欠航はでていないのでおおむね変わりなく過ごせるといえるのかもしれません。
今回は、アグン山のふもとにある人気の寺院であるブサキ寺院を観光に考えられている方の過ごし方を考えてみたいと思います。
☆アグン山が噴火の危機・経過は
8月から9月にかけての自信は数百回に上っているそうです。
バリ島の火山の観察は火山地質災害対策局行っています。
同局によると警戒レベルはノーマル(通常)から14日にはワスパダ(注意)にあげられました。
さらに18日には上から2番目のシアガ(警戒)とレベルを上げています。
現時点では噴火は認められていません。
火山灰が降っているとの情報も一時流れましたが、森林火災によるもので噴火によるもではないとBNPBのストポ・ヌグロ報道官は述べています。
そして、「落ち着いて、デマ情報に惑わされないように」とも言っています。
確かにいろいろな情報が出ているようですが、現地ではいたって普通な生活をしているそうです。
観光も普通に行われています。
欧米人って意外と慣れているのか起こってからでないと慌てないのでしょうか?
日本人はこういう時結構慌てたりじっとしている物だと思っていしまいますよね。
アグン山ってどんなところ
アグン山が注目を浴びていますがガイドブックでも載っているバリ島を代表する山です。
しかし、あまり観光スポットとして上位にする方はかなりの通かと思います。
アグン山は霊峰でありバリヒンドゥーの象徴でもある大切な山なんですね。
バリ島の寺院はすべてこのアグン山に向いて建てられているそうです。
全てのお祈りはアグン山に集まるようになっているのです。
アグン山は標高が3013mで成層火山(富士山と一緒)です。
登山を楽しまれる方もいます。
大抵は夜中に登り始めて旭を拝む感じで登ります。
そして、下山して昼過ぎにはホテルに戻るといった日程が一般的だそうです。
山頂からはバリ島全土が見渡せてとなりのロンボク島なども見える大パノラマが拝めます。
時間としては3時間から4時間くらいで登るスケジュールですが、近くにあるパサール・アグン寺院の裏手から登ると1時間で行けるという裏道もあります。
とご紹介していますが現在は登山も禁止されていますのでご理解くださいね。
アグン山のふもとにはバリヒンドゥーの総本山とされている「ブサキ寺院」があります。
総本山ということもあり多くの観光客が毎日訪れているのです。
☆ブサキ寺院は行ける?
ブサキ寺院はバリヒンドゥーの象徴でもありますからとても大切な寺院です。
もちろん観光スポットとしても人気が高い寺院です。
しかし、この警戒レベルの中観光をしに訪れようと考えられている方もいるかと思います。
ブサキ寺院にはいくことができるのか?
行っても大丈夫なのか?
といったことを考察してみたいと思います。
ブサキ寺院とは
ブサキ寺院はバリヒンドゥーの象徴でもあり心の中心といってもいいかもしれません。
ブサキとはバリ語のバスキからきている言葉だそうです。
安全や無事を意味する言葉です。
ブサキ寺院には大小30もの寺院が集まっている複合寺院なのですべてを見て回るにはかなりの時間が必要になります。
バリヒンドゥーの3大神である「シヴァ」「ウィシヌ」「ブラフマ」神が祀られています。
その規律はかなり厳しく独特だそうです。
日ごろは温和で友好的なバリ人ですが、宗教上のことは本当に厳しく守っているようです。
バリ島には世界遺産も多くあります。
しかし、バリヒンドゥーの象徴でもあるこのブサキ寺院は世界遺産に登録しないのでしょうか?
ブサキ寺院は幻の世界遺産と呼ばれているんですね。
実は、インドネシア政府も登録したいようなのですが寺院の僧侶や地元の人たちが断固として反対しているのだそうです。
理由は、世界遺産に登録していしまうと従わなければならない規則や規定があってそれが宗教行事の妨げになりうるということで反対しているそうです。
それくらい文化の中心にある寺院ということなんです。
ブサキ寺院には行ってもいいの?
アグン山が噴火の可能性があるということで山頂から6km以内は立ち入り禁止となっています。
ブサキ寺院も立ち入り禁止区域に入っていたら観光は出来ません。
しかし、ブサキ寺院はギリギリで立ち入り禁止区域からは外れていました。
といっても火山の火口付近へ行くことはどうなのでしょう。
地震も続いています。
が・・・・
やっぱりバリ島ですね。
9月19日の状態では、ブサキ寺院はいつも通り開かれているそうです。
そして、多くの観光客もいつも通り訪れているそうです。
あっぱれバリ島といったところでしょうか。
やはり、安全や無事を意味する寺院だけにご加護を信じているのでしょうね。
~2018年2月 追記~
2018年に入りアグン山の警戒レベルが最大級から一段階引き下げられました。
立ち入り禁止区域も山頂付近6kmから4kmに縮小されます。
警戒レベルが下げられた理由として
- 火山性の地震が減ったこと
- 噴火が減ったこと
があげられています。
警戒態勢が解除されたわけではないですが、観光としては安心感が高まるニュースでした。
対策局としても「バリ島観光においては安全といえる」と発表しています。
バリ島旅行者も回復しているようですのでより快適に安全な旅行になると良いですね。
2018年2月現在の時点ではブサキ寺院への観光は控えた方が良いかと思われます。
☆今回の、ばぐ~す!ポイント
今回はアグン山の噴火の可能性がある情報の続報としてまとめてみました。
そして、中腹にあるバリ島でも大切なヒンドゥーの象徴でもあるブサキ寺院の状況も合わせて調べてみました。
意外なことにいつもと変わらない解放をされていることにさすがに神様信じすぎではないかと思いました。
が、これもバリスピリッツの一面なのでしょうね。
しかし、もしブサキ寺院に行かれる際には十分な情報収集と現地ドライバーさんなどとの相談をしっかりとしたうえで観光しましょう。
アグン山もブサキ寺院もバリ島には無くてはならない存在です。
その力や文化を肌で感じることはとても素敵な事だと思います。
出来ることならその荘厳なくうきに触れる機会があるとよいかと思っています。
もし、行かれる際にはくれぐれもお気をつけて。
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本日は最後までお読みいただきありがとうございました。
お役に立てる情報がありましたら幸いです。
また、お読みいただけるように楽しい記事にしていきますのでよろしくお願いいたします。
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